2013年 11月 09日
手許箪笥(大正時代) |
印判や手紙、装身具など
身の回りの小物を収納する手許箪笥は大正時代のもの。
左側の抽斗4段の手前には
錠前がかかる閂が縦に入っていたはずですが
引き取った時点ではありませんでした。
汚れがひどかったため、まずは各部を洗浄。
右側の片開戸は鍵が掛かったままで鍵がなく
また蝶番も歪んでいたため
芯棒を抜いて扉を外し、錠前を戻して芯棒を取り替えました。
この他、背板や抽斗の緩んだ箇所などを調整しております。
全体的に時代相応のヤレた感じがありますが
抽斗の底板は良い状態を保っており
引手の金具もしっかりしていますので
まだまだお使いいただけるでしょう。
材質は抽斗の前板が桐材であとは杉。金具類は鉄。
天板と側板に厚い杉板を使用していることもあり
大きさの割に重量があります。
手許箪笥は箪笥の中では最も小さく場所を取らないため
ちょっとしたスペースがあれば置くことができます。
小物の収納やディスプレイ台としていかがでしょう。
サイズ…幅68cm×高さ62cm×奥行33cm
¥8,800(店頭渡し価格)
※カギはございません。
SOLD
by sparrowhouse
| 2013-11-09 12:49
| アンティーク