2014年 06月 04日
文机2点 |
明治時代の文机2点。
文机_1
先代はガス器具の販売をしていたという
江戸時代から続く古い商家から引き取ってきた文机は
後に作業台として使用していたようで
天板には刃物でついたような傷がいたるところに見られます。
が、それがまたいい風合いを醸し出しているため
サンダで均すことはせずそのままに。
下洗いの後、付着した接着剤の樹脂を除去し
外れかけていた畳摺を打ち直しました。
畳摺とは畳の表面を傷つけないよう脚に渡した板のこと。
そもそもは和室に置くものですが
外してしまえば洋間にもマッチしそうです。
サイズ…W60.5×D39×H31.5cm
¥5,500(店頭渡し価格)
文机_2
これも江戸時代からの町屋から引き取ってきたもの。
先代は染色関係のご商売をされていたそうです。
文机は当代のご主人も子供の頃にお使いだったそうですが
屋根裏部屋に長年放置されていたこともあり
傷や剥げ、虫食いなどの傷みが多数ありました。
まずは虫食い箇所を削除し角をサンドで面取り。
欠落していた中央の抽斗の引手は他の家具から移植。
また、抽斗の底板がインクや墨でかなり汚れていたため
底板を含め全体を同系色で薄く再塗装しました。
左右の引手や脚を雲形に切り抜いた側板など
よく見ればなかなか凝ったデザインです。
和室にはもちろん、廊下の突き当たりなどに置いても良さそうです。
サイズ…W69×D37×H29cm
¥7,000(店頭渡し価格)
文机_1
先代はガス器具の販売をしていたという
江戸時代から続く古い商家から引き取ってきた文机は
後に作業台として使用していたようで
天板には刃物でついたような傷がいたるところに見られます。
が、それがまたいい風合いを醸し出しているため
サンダで均すことはせずそのままに。
下洗いの後、付着した接着剤の樹脂を除去し
外れかけていた畳摺を打ち直しました。
畳摺とは畳の表面を傷つけないよう脚に渡した板のこと。
そもそもは和室に置くものですが
外してしまえば洋間にもマッチしそうです。
サイズ…W60.5×D39×H31.5cm
¥5,500(店頭渡し価格)
文机_2
これも江戸時代からの町屋から引き取ってきたもの。
先代は染色関係のご商売をされていたそうです。
文机は当代のご主人も子供の頃にお使いだったそうですが
屋根裏部屋に長年放置されていたこともあり
傷や剥げ、虫食いなどの傷みが多数ありました。
まずは虫食い箇所を削除し角をサンドで面取り。
欠落していた中央の抽斗の引手は他の家具から移植。
また、抽斗の底板がインクや墨でかなり汚れていたため
底板を含め全体を同系色で薄く再塗装しました。
左右の引手や脚を雲形に切り抜いた側板など
よく見ればなかなか凝ったデザインです。
和室にはもちろん、廊下の突き当たりなどに置いても良さそうです。
サイズ…W69×D37×H29cm
¥7,000(店頭渡し価格)
by sparrowhouse
| 2014-06-04 21:08
| アンティーク